–現役を引退されてから様々な分野でご活躍されていますよね。会えて嬉しかった芸能人の方はいますか?
反町隆史さんです。(TBS「オールドルーキー」にて共演)めちゃくちゃかっこよかったですね。
僕はGTOを見て育った世代なので、実際にお会いできた時には感激しました。あの迫真の演技が大好きで「反町さんいいなー、すごいなー」って思っていたので、そんな方と実際にお会いできるなんて光栄です。
初めて反町さんに会った時には、あまり話すことができなかったのですが、その後一緒にゴルフに行かせていただきました。ゴルフもうまかったですし、顔もかっこいいしで勝ち目がありませんでしたね(笑)。
–芸能活動されている中で、ご自身に対する新たな発見や、サッカー以外で面白いと思った企画があれば教えてください。
まだ、自分の中で「これ!」といったものは見つかっていませんが、ロケに行くのは楽しいですね。色々な所に行けますし、美味しいご飯も食べれるので(笑)。
–大久保さんは、芸能活動の他にも、プロeスポーツチームを運営する株式会社SWELLにて、取締役CINO(チーフイノベーションオフィサー)に就任されましたよね。eスポーツの道に進むことになったきっかけがあれば教えてください。
現役でプレーしていた頃から誘っていただいていたのですが、シーズン中はサッカー以外に時間が取れなかったので、お断りしていました。
しかし、eスポーツの話しを聞いたり自分で調べたりするにつれ、ゲームの世界に興味が湧いてきたんです。海外ではeスポーツ人気がすごいので、是非チャレンジしたいという気持ちを強く持ったのが、オファーを受けた理由です。
日本でのeスポーツは、まだまだ発展途上だと思います。
少し人気が出てきましたけど、他のスポーツに比べると、露出やイベントは多くないですよね。そういう意味では、将来的な可能性がすごくあるし、eスポーツを日本中に広めていく手伝いができればなと思っています。
–“大久保さんから見たeスポーツの魅力“は何でしょう?
実際にプレーしている選手と話して感じたのですが、自分が本気で取り組んでいたサッカーと同じ要素が多く、そこに魅力に感じました。
自分がいる団体はチームで相手を倒していくのですが、考え方や試合前の雰囲気に加え、チームの中で個人の役割を果たすところは本物のスポーツそのものですね。
正直びっくりしました。実際にプレーするまでは、ただゲームをしているだけかなと思っていたのですが、全然違いましたね。
実際にゲームが始まると、チーム内の一人がミスをしたり変なことをすると、いくら強いチームでも勝てないんです。
チームとしてのやり方の中で個人を出すのは、何をしていても同じなんだなと感じました。
–大久保さんはお子さんがいらっしゃいますよね。ゲームと聞くと、世の中の親御さんたちは「子供がゲームをやり過ぎること」を心配する方が多いと思います。ゲームをすることで養われることや、スポーツをする上で活きることがあれば教えてください。
僕は子供がゲームをすることに賛成派なので、子供には「どんどんゲームをしていいぞ」と言っています。自分は、小さい頃から「ウイイレ」などのゲームをやり込んでいましたから(笑)。
ゲームをやり込んでいたおかげで、ゲームのメリットにも気づくことができました。ゲームではピッチを上から見た状態でプレーするので、実際にサッカーをプレーしている時にも、ピッチを俯瞰して試合の流れを見れるようになったんです。
ゲームしていてよかったーと思っていましたよ(笑)。
ピッチを俯瞰(ふかん)してみながらプレーできるようになってから、サッカーがより面白くなったので、子供たちには、たくさんゲームをするように勧めています。
–ゲームから学べることも多くあるんですね。大久保さんは、セレッソ大阪のアカデミー技術委員として指導に携わっています。大久保さんから見る今の時代の選手の特徴について、どのように感じますか?
自分を出そうとする選手が、昔よりも少ないと感じますね。「俺はこういう選手なんだ!」というのを表現する選手があまりいないかなと。みんな技術があってとても上手なのですが、ただ上手というか、似たような選手ばかりになってきていると感じますね。
上手いだけではなかなか難しいと思います。その中での野生感とか、人にはない感覚をピッチで表現することは、時代が変わっても大切なことだと思います。
みんな上手くなりたい気持ちは持っているんです。それを内に秘めるタイプが多いのかなと。
それ自体悪いことではないのですが、ヨーロッパや南米に近づくためには、自分を出して主張する場面も必要です。
–指導に携わる上で、どのような選手を育てていきたいですか?
こういう選手を育てたい、と思ったことはありませんが、選手には強いメンタルを持ってほしいと思います。海外に出ると、日本人は優しすぎると感じるくらい、勝負に対して貪欲です。
優しさは日本人の特徴でもあるのですが、勝負の世界では、時に優しさを捨てなければいけません。
遠慮せず、周りからの目も気にすることがない選手が育ってくれればいいなと思っています。
–今後チャレンジしてみたいことはありますか?
自分はサッカーしかしてこなかったので、まずは色々なことにチャレンジしてみたいです。多くの分野にチャレンジして、自分に向いている事と自分に向いていない事を見つけていければと思います。
ただ一つだけ言えることは、モデルをするのは無理ですね。モデルをやるには顔が悪いので(笑)。
eスポーツの方でいうと、まだはっきりとしたアイディアがあるわけではありませんが、Jリーグとeスポーツを掛け合わせることができればいいなと思っています。
必然的に、リアルなスポーツとゲームがコラボしていく未来になっていくと思っています。その時に、お互いが刺激を与えながら新しいことができれば最高ですよね。お互いが力を合わせて、スポーツ界を盛り上げていけたらなと思っています。
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