――昨年、川崎フロンターレの三笘薫選手に並ばれましたが、ルーキーイヤーにはJ1最多得点をマークしています。やはり渡邉選手ご自身も、得点を獲ることにはこだわりを持っているのではないですか。
振り返ると1年目のシーズンは常にゴールを意識してプレーしていたなって思います。年齢を重ねて、色々な経験をしていくとFWとしては点を取るプレー以外のこともやろうという考えも出て来ましたが、ゴールを獲るという作業については若い時の方があったように思うんですよ。だから、その意識を忘れずにプレーしたいと改めて思います。相手のボックス内でゴールに集中してプレーすれば、よりゴールは生まれるという自信もあります。
――FC東京時代はトップ下でもプレーし、ヴィッセル神戸時代もサイドハーフで非常に効果的なプレーを見せていました。ストライカーでありながらも、監督から求められる役割を全てこなせるユーティリティさも渡邉選手の持ち味ですね。
確かにそこも自分のストロングポイントかもしれませんね。監督に求められていることをしっかりとこなせるのが僕のスタイルです。ヴィッセル神戸時代はネルシーニョ監督(当時)に「サイドをやれ」と言われて、上手くこなせましたし、求められると出来てしまうのかなと思います。
――ヴィッセル神戸時代はキャプテンも託されていましたし、ガンバ大阪では常に「チームのために」という言葉を口にしていたのが印象的でした。
そうですね。僕だけが点を取っていればいいや、とかゴールだけを意識したプレーとかはFWのメンタルの持ち方としては大事かなとも思うんですけど、でもチームがあってこその自分なんです。だからまずはチームが勝ったり、チーム内での役割が大事だと思っていますね。
――ガンバ大阪でも試合展開に応じた役割をこなしてきた渡邉選手ですが、J1リーグ通算100得点を達成した昨年10月7日のサガン鳥栖戦は先発で2得点を叩き出し、2対1で勝利に貢献しています。J1リーグで史上15人目の大台ですが、これまでに達成して来た選手はいずれもそうそうたる顔ぶれです。通算100得点を達成できた秘訣や思いを聞かせてください。
達成する時期としてはもっと早くても良かったと思うんですけど、自分の積み上げて来たものが形になって100得点にたどり着けたのは自分でも誇らしく思いますし、意外に15人って少ないなって思います。これまでにも素晴らしいストライカーたちが残して来たそういう記録に、15人目として僕の名前を刻めたのは嬉しいです。改めて誇らしいですが、もっと上の記録の方に近づけるよう、そして追い越していけるようにやっていきたいですね。
――渡邉選手はピッチを離れると良きパパで、余暇には娘さんと遊ぶのが好きだと話していました。記録を達成したサガン鳥栖戦の前には「今日2点獲るから」と娘さんに誓った通りのパフォーマンスでしたね。
人のために頑張れるってすごく力が出るものなんですよ。家族のためや誰かのために頑張るって思いはすごく力が出ますね。あの試合では1点だけでなく2点獲れたのが大きかったですね。
To Be Continued…(vol.3は2021/2/7(日)投稿予定)
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