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ミゲル・アルミロン:インタビューvol.2 『大きなクラブは良い時も悪い時も経験するもの』

パラグアイが生んだ左利きの天才ドリブラーは、アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)を席巻し、欧州各国のクラブから熱視線を送られ、2019年クラブ史上最高額の移籍金(約29億円)でニューカッスルに移籍した。メディアコネクトにて、プレミアリーグでの奮闘記、パラグアイ代表への想いなどをインタビュー動画で語っています。

今回は、全3回にわたるインタビューの2回目となります。
vol.1はこちらから

生年月日:1994年2月10日 / 国籍:パラグアイ / 出身:アスンシオン / 身長:176cm / 体重:75kg / ポジション:MF / 利き足:左足 / 背番号:24
経歴:セロ・ポルテーニョ (パラグアイ・2013~2015) → CAラヌース (ウルグアイ・2015~2016) → アトランタ・ユナイテッドFC (アメリカ・2017~2019) → ニューカッスル・ユナイテッドFC (イギリス・2019~)


――フィジカルへの要求も高いよね?試合中ずっと高いレベルのパフォーマンスを維持し続けなきゃいけない。

最初は慣れなかったけど、親善試合やコパ・アメリカでやってみて、悪くないなと。初めてベリッソ監督の指導を受けてから、徐々に理解できるようになってきて、だいぶよくなってきたと思う。

――若い選手では誰が好き?もちろん、サッカーはチームプレーだけど、今若くていい新人選手がたくさん入ってきてるよね。誰に注目している?

知っての通り、代表にはグスタボ・ゴメス、デルリス・ゴンサレス、ロメロ兄弟(※双子のオスカル&アンヘル・ロメロ)といった選手がいるけど、僕らはみんな若い。ウェストハムでプレーしているバルブエナもいる。 素晴らしいチームだよ。チームとしてすごく順調にレベルアップしてきていると思う。それが結果に反映されるようになるのは時間の問題だよ。

――ファビアン(バルブエナ)とは話をしてる?会えるときは会ったりする?2人はイギリスの両極端な場所にいるけど(※ウェストハムとニューカッスルの位置が遠く離れているということ)。

いつも話したいと思ってる。たまにメッセージを送ってくれるしね。でも、でもまだイギリスで会ったことはないんだ。

――もし対戦したら?

彼とはもう2回対戦したよ。毎回ユニフォーム交換して、話もする。

――遠くから見て、セロ・ポルテーニョはどう?

いつもセロの試合を見てる。セロは僕がプロのキャリアをスタートしたクラブだし、サポーターでもある。 今は困難な時期にあるようだけど、抜け出すのは時間の問題だと思う。大きなクラブは良い時も悪い時も経験するものだと思う。また、今度はクラブ出身の監督を迎えて新しいシーズンが始まるから、うまくいくよう願ってるよ。

――今のセロ・ポルテーニョのチームやメンバーはどう?

メンバー前と変わらないよ。変わらないのはいいことだよ。お互いをよく知っているからね。 今はちょうどプレシーズン中だけど順調だと思う。さっきも言ったように、新しいシーズンをうまく始められるといいと思ってるよ。

――ネルソンはとんでもない選手だね?すごいアスリートだよね?

みんなネルソン・バルデスが選手としても人としても素晴らしいことを知ってるよ。 セロにとって重要な選手だ。ロケ(サンタ・クルス ※オリンピアに復帰した)もそうさ。 彼らはパラグアイを象徴する選手たちだ。パラグアイのサッカーにすごく貢献してる。

――ライバルチームに尊敬の気持ちを持ちながらプレーできる?

もちろん。ライバル同士がお互いを尊敬し合うことは良いことだと思う。

――オリンピアもすごければ、ロケもすごいよね?限界を知らないね。

そうなんだ。ロケは今いい状態にあると思う。ロケのようなパラグアイにとって偉大な選手が頑張ってくれているのは幸せさ。

――ロケと連絡を取ってるの?君はイギリスからパラグアイにいい印象を与えてるけど。

いいや、パラグアイに戻った時にちょっと喋ったけど、あまり彼の邪魔をしたくなかった。

――彼はアイドルだもんね。オリンピアだけに限らず、ピッチの内外でみんなのアイドルだ。

そう、アイドルなんだ。僕も家族と一緒に南アフリカW杯を見た。家族みんなでね。彼はみんなのアイドルだよ。

――寒いイギリスからパラグアイ人ファンに向けて何かメッセージはある?コパ・アメリカやW杯予選に向けてあなたの活躍に胸を膨らませてるファンに。

忍耐強く待っていてください。期待に応えられるように日々ハードワークしています。 パラグアイでプレーをするたびに皆さんがくださる声援やサポートに感謝しています。

▼インタビュー動画はこちら▼

To Be Continued…(vol.3は6/28(日)投稿予定)

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